コーチ活動開始までにやってきたこと

私は、他の人にコーチ活動のことを話すときは

「副業」と表現しているんだけど、

それが実はすごく複雑な気分だったりする。


なぜなら、

コーチ活動をはじめるにあたって、

お金も時間もすごく投じて

「本業」の一部だと思って進めているから。


というわけで、

今日はコーチ活動スタートまでにやってきたことを書いてみる。


「何か新しいことをはじめたい」

と思う人の参考に少しでもなればうれしいし、

具体的に私が何をやっているか興味ある方は

読んでみてくださいな。

 


まず、サービスの内容を固めるまでに

こんなことを考えてきた。


小さい頃からずっと変わらないものは何か。

会社員でも母でも妻でもない自分は、何者か。

自分の得意なこと・苦手なことは何か。

お客様はどのような方で、全国にどのくらいいるのか。

なぜ、そのサービスをやるのか。

なぜ、自分でなきゃいけないのか。

価格はそれで妥当か。

立地はどうするか。

自分の服やメイクはどうするか。

イメージカラーはどうするか。

同業はどんなことを打ち出しているか。

事業のコンセプトは何か。

どの媒体を使って発信するか。

負のことを言われたら、どう対応するか。

家族の年齢も考慮したうえで、何年後にどのくらいの収入が必要か。

などなど...


これらを一つひとつ、ノートに書き出した。


考えすぎて動けなくなって、

周りに助けを求めたこともたくさんあった。


自分の課題を突きつけられるたびに、

自分に対してイライラした。


でも、いろんな方のお力添えをいただき、

こういった質問それぞれに自分の言葉で答えられるようになってきたから、

これからは言葉を磨いてちゃんと届けるフェーズだと思って、このブログをはじめた。


会社員だと、

いちいち上記みたいなこと考えなくても

社名を言えば自分の話は聞いてもらえたし、

会社や職種のイメージに合わせて振る舞えば、案件を進められた。私の場合は。


そんな経緯があって、

どこにも所属せずに最初の1歩を踏み出して

お客様に一から理解していただくというのは

本当にすごいことだと、初めてわかったんだった。


今でも、

積極的にプロを問わずいろんな人にアドバイスをいただくし、

時間を作って商工会議所にも通っている。


他にも、声がコンプレックスだったから、

耳鼻科に相談して喉の形状まで見てもらったり、

ボイトレの体験レッスンを受けたりもした。


まだまだ、改善したいところはたくさんあるし、

これからも日々磨き続ける。


同時に、もちろん会社の仕事もこれまで通りやるし、

2人の子育ても年中無休で奮闘している。

 

***

こういう話をすると

「時間の使い方がうまいから副業までできるんだ」

とよく言われる。


私は正直、それだけじゃないと思う。


何かをはじめるときって、

何かを諦めたり、誰かにめちゃくちゃ謝ったり、

マインドを叩き直されたりと、

決してキラキラすることばかりじゃない。


それでも私を突き動かしてきたのは、

「好きで情熱があるから」

これに尽きると思う。


才能がなくても、器用じゃなくても、

本当にやりたいことがあれば誰もが実現できるし、

やっちゃえばいいと思う。

それを私自身の姿で伝えられるように

今週もできることを一つひとつやっていこう。

 


↓緑が映える季節になってきた♪

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